牛久市観光協会会章
が決定しました!

 牛久市観光協会で、市制施行20周年を記念して募集した会章が決定しました!
 受賞された作品を4月14日(金)に開催される牛久市観光協会総会上でお披露目をした上で、受賞者の皆様に賞品を送らせていただきます。

 

最 優 秀 賞 (2点)

和歌山県橋本市:岩永光一さんの作品 大阪府大阪狭山市:岡本實さんの作品

デザインの趣旨

 「牛久市」の「う」と、茨城観光百選に選ばれ、多くの著名人に愛された牛久沼。そこに伝わる河童伝説の「河童」をイメージモチーフにデザイン化。
 「グリーン」と「ブルー」で水と緑と潤いに溢れ自然に満ちた「牛久市」をシンボリックに表し「牛久市観光協会」の会章として作成。

デザインの趣旨

 会章のデザインでは、豊かな水と緑に溢れた牛久市を緑色の形で大空を自由に飛びかう鳥で周辺を観光するさまを表し、羽根の形で豊かな自然の木の葉を表現しています。また、青色の形で牛久市の頭文字である「U」の字を水の流に象徴させて表現。
 
優秀賞(4点)
(順不同)
岩手県盛岡市: 柏木勇三さんの作品
茨城県笠間市: マクアリスタ善子さんの作品
千葉県浦安市: 田中博勝さんの作品
山形県山形市: 松岡英男さんの作品
 

講  評
会章選定委員:野村正義氏

 牛久市観光協会がシンボルマークを新たに制定することになり、3月11日、18日と2日に渡り審査を行なった。審査委員は「うしく現代美術展」のメンバーの中で、デザイン実務を行い、全国規模でのデザインコンペの審査経験のある2名と、牛久市観光協会会長及び副会長、専務理事を交えた5名により審査をした。
 審査にあたりまず驚いたことは、今回のシンボルマークは広く全国より公募したが、なんと応募点数が749点もあったことである。それも4県を除き全国43都道府県よりの応募があり、主催者としても応募点数の多さに驚くとともに関心の高さに感激した。審査員も同様であった。審査の基準は、デザインレベル(造形として)として日本全国はおろか世界に牛久市の
観光のシンボルマークとして発信して恥ずかしくないもの。次は牛久市のビジョンを表したもの。最後に見た人が強く印象に残るものという3点を満たしたものを選定の基準とした。選定の方法は数回に渡り徐々に絞込み最後に最優秀賞2点、優秀賞4点に絞り込むという方法を取った。
 初日、投票により749点を117点に絞り込む。次に同様の方法で70点に絞った。ここまでの作業で初日の審査を終えた。1週間おいて第2回審査会を開催、初日に選定した70点よりさらに15点に絞り込んだ。この段階で応募作品を実際の使用場面を想定し、コピー機で20mmに縮小したカラーのものとモノクロのものを作成。マークは胸に付けるバッジから屋外広告までの幅広い使い方がされるからである。この段階では、投票形式を止めて審査委員がそれぞれにマークについての推薦意見を述べあった。
 絞り込んだ15点はどれも基準をクリアしてレベルが高いものであったが、その中でも印象が強く、親しみが持てて、牛久の観光政策とマ
ッチしたものという議論の中で2点が選ばれた。
 牛久の「う」と河童、それに緑と水をユーモラスな中にも現代的なセンスと造形力でまとめた岩永さんの作品。それに牛久沼と白鳥をテーマに躍動感あるマークに仕上げた岡本さんの作品を最優秀賞とした。最優秀賞2点に共通して言えることは、マークを通じて牛久はどんな街なのか、牛久市民がどんな街造りを目指しているかを語ることが出来ることである。今後、市民も行政もこのマークを牛久市のシンボルとして大切に育て、すばらしい街造りに邁進をすることが重要だと思います。
 

問い合わせ先

 牛久市観光協会
〒300-1234 茨城県牛久市中央3−15−1
TEL 029-874-5554
FAX 029-871-0111